100周年を迎えるに
あたって
当社は100年にわたり、クリーンなエネルギーである電気に関わる事業を行ってまいりました。
次世代さらにはその先を目指すうえで求められることは、サステナブルな社会の一員としての東光電気工事です。
CO2ゼロは目標ではなく必達の命題であり、当社はこれまで蓄積された電気に関するノウハウと保有する再エネ発電所を有効活用し、地球環境に貢献する企業であるべきと強い決意で宣言いたします。
当社の事業は建築設備、送電線建設、再エネ事業、交通関連事業、空調衛生設備など多岐にわたりますが、これらの建設現場の脱炭素化を目指すとともに、自社再エネ発電所によるエネルギーの「自産自消」により、環境企業としてお客様から選ばれる会社として持続させていくことが、東光電気工事にとっての目指すべきゴールであると考えております。
私どもは「良心的な技術」を提供することで紡いできた歴史に、新たに環境創造をアドオンし「売り手よし!買い手よし!世間よし!未来よし!」の四方よしの再生可能企業として、次の歴史にチャレンジしていきます。
東光電気工事株式会社
取締役社長 山本 隆洋
脱炭素社会の実現を
目指して
本社ビル実質再エネ100%(自産自消)
東京電力エナジーパートナー株式会社より、CO2を排出しない環境価値を表す「非化石証書」を組み合わせたCO2フリーの実質的な再生可能エネルギーの供給を受けるスキームです。
さらに非化石証書には、自社保有の川内村太陽光発電所のトラッキング情報を付与し、これにより本社ビルの消費電力を100%自社由来の再生可能エネルギーとすることを実現しました。
この取り組みにより年間約457トンのCO2排出量削減を見込み、これはスギの木約52,000本が1年間に吸収するCO2の量に相当します。
カーボンニュートラル都市ガスへの
切り替え
本社ビルの冷暖房設備で使用する都市ガスを東京ガス株式会社の「カーボンニュートラル都市ガス」に切り替え、3年間で382トンのCO2排出を削減します。
カーボンニュートラルLNG
(CNL)とは
天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの工程で発生する温室効果ガスとCO2クレジットを相殺する(カーボンオフセット)ことによって、地球規模では、この天然ガスを使用してもCO2が発生しないとみなされるLNGのこと。
ZEH-M Ready
みらい平研修宿泊所(Z-Villageみらい平)
みらい平研修宿泊所(Z-Villageみらい平)はZEH-M Readyを目指した施設です。建物の省エネ性能の向上、太陽光パネル(18.2KW)+蓄電池(22.4KW)の組み合わせにより、消費エネルギーを50%削減します。
建物竣工年月 2021年11月
ZEB Ready 湘南営業所
湘南営業所は、ZEB Ready取得に向けて高効率空調機(高効率型EHP)・高効率換気(全熱交換器)・高効率照明(LED照明)などの省エネ技術を採用しました。
建物竣工年月 2022年11月