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「いいたてまでいな太陽光発電所」 竣工式開催

  かねてより建設中でありました  出力 10,000kW の 「いいたてまでいな太陽光発電所」 が 無事竣工し、既に発電を開始しておりますところ、 本日つつがなく 竣工式を執り行いました。

 建設地は 東日本大震災に伴う 東京電力福島第一原子力発電所の事故により、国からの全村避難指示を受けた福島県は相馬郡飯舘村。 運転開始後の保守作業を請け負うと共に、村が策定した 「いいたてまでいな復興計画」 の進捗を 雇用と資金の面からバックアップします。 建設資金を福島県のふるさと融資を活用することにより 地元雇用の促進へ繋げ、発電した全量を東北電力へ売却することにより  売電収益を飯舘村にもたらす、正に復興計画の起動力とも言える事業です。

 

◆ 事業運営主体(SPC):いいたてまでいな太陽光発電株式会社

        設 立:平成25年 2月 14日

        所在地:福島県相馬郡飯舘村伊丹沢570番地1

        資本金: 9,000万円 ( 東光電気工事(株) 55% ・ 飯舘村 45% )

        代表者:代表取締役社長 青木  宏明( 東光電気工事(株) 専務取締役 )

        URL: http://iitate-madeina.jp/

 

◆ 発電所:いいたてまでいな太陽光発電所

       事業地:福島県相馬郡飯舘村飯樋字花塚山 1番2 他

       発電規模:10,000kW ( 発電全量を 東北電力(株)へ売却 )

       設備認定:平成25年3月26日

       起 工:平成26年6月19日

    運転開始:平成28年3月25日

       連系:東北電力(株)  66kV   原町線2号線 NO.38鉄塔に接続

 

◆  福島県飯舘村 と メガソーラー

 飯舘村は 「までライフ」を掲げた村づくりを進め、 平成22年 「日本で最も美しい村連合」 に 加盟。 翌年3月、全村避難指示を受けるも、将来を見据え再生可能エネルギーの利用を柱の一つに掲げた 「いいたてまでいな復興計画」 を策定。平成24年夏には 村有牧草地(14ha)を活用した メガソーラー建設の可能性調査を開始し、翌25年2月には 東光電気工事(株) との共同出資によるSPC を 設立。平成26年6月の起工から 2年弱の工期期間中、 無事故無災害で竣工に至り、3月25日から発電を開始、 売電の収益を復興計画に活かして行く。

 (ご参考) 「までい」 とは 福島県北部の方言。丁寧に、じっくりと、手間暇惜しまず、心を込めて、つつましく、もったいない、といった意味を表す言葉です。

 

◆  設計・調達・施工(EPC):東光電気工事株式会社

 

詳細はこちら→20160422_press_iitate2

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