Diversity ダイバーシティ

ダイバーシティ推進の基本方針

当社は最大の財産である「人」がいきいきと活躍できる、魅力ある企業になることを目指しており、従業員それぞれの多様性(性別・年齢・国籍・価値観など)をお互いに尊重し安心して働き、意欲的に挑戦できる環境づくりに努めてまいります。
お客さまの多様なニーズにお応えし、個々人がさまざまな価値観や経験を活かし、新たな発想や豊かな想像力を発揮し、付加価値の高いサービスを提供できるよう、ダイバーシティを推進してまいります。

1 企業文化の育成
全ての社員がダイバーシティの重要性を認識し、多様な人材が活躍できる企業文化を醸成します。
2 多様な人材の活躍促進
人種、宗教、性別、年齢、性的指向、障がいの有無、国籍に関係なく、多様な人材の採用、育成、登用を推進します。
3 キャリア形成と
スキル開発の支援
各個人の能力と個性を最大限に引き出すため、社員一人ひとりのキャリア形成とスキル開発を支援します。
4 両立支援の強化

社員それぞれの状況に応じて、多様で柔軟な働き方ができるよう、両立支援を充実させます。

取り組み事例

当社では、多様なバックグラウンドを持つ従業員一人ひとりがいきいきと働き続けられるよう、働き方に関する制度を整備している他、多様な人材を受け入れる環境づくりも進めています。

女性活躍

2024年度の新人事制度からは総合職と一般職の職務区分を廃止し、誰もが自身の能力と役割に応じた職責を果たし、キャリアアップを目指す人材の期待に応えられる職務環境を整備します。

(下段は前年比) 2020
年度
2021
年度
2022
年度
2023
年度
2024
年度
女性管理職
比率
3.8%
4.1%
+0.3
4.0%
▲0.1
4.4%
+0.4
3.8%
▲0.6
女性管理職
人数
7名
8名
+1
8名
±0
9名
+1
8名
▲1
目標
女性管理職
比率
8.0%

女性活躍推進法に基づく「えるぼし認定」で最高位の「3つ星(3段階目)」を2025年2月17 日付で取得しました。
認定基準に当たる▽採用▽継続就業▽労働時間等の働き方▽管理職比率▽多様なキャリアコースの全項目で基準を満たしました。当社は働きやすさと社員の健康のため取り組みを強化してまいります。

女性が活躍しています!

育児

育児や介護の両立支援の一環として、短時間勤務制度は子が中学校卒業まで、時間外労働の制限は子が小学校就学の始期に達するまで、子の看護休暇は子が小学校卒業までとするなど、法定以上の各種制度を規定しています。

(例)短時間勤務制度適用期間

(例)短時間勤務制度適用期間

「ベビーシッター割引券」の導入

こども家庭庁および全国保育サービス協会が主導する「企業主導型ベビーシッター利用者支援事業」へ参画し、育児と仕事の両立を支援する一環として、ベビーシッター利用時に使用できる「ベビーシッター割引券」を、希望する社員に配布しています。

育児休業
取得データ
(下段は前年比)
2020
年度
2021
年度
2022
年度
2023
年度
2024
年度
育児休業
取得率
(男女)
30.0%
22.5%
▲7.5
53.0%
+30.5
66.6%
+13.6
81.4%
+14.8
育児休業
取得率
(女性)
100%
100%
±0
100%
±0
100%
±0
100%
±0
育児休業
取得率
(男性)
4.5%
3.0%
▲1.5
46.4%
+43.4
62.1%
+15.7
77.8%
+15.7
育児休業
等取得日数
(男性・平均)
65.0日
35.0日
▲30.0
6.5日
▲28.5
11.5日
+5.0
18.8日
+7.3
目標
男女育児
休業取得率
100%

介護

仕事と介護の両立支援と、介護不安の払しょくを目的に、介護の「情報提供」と「相談サービス」を一元的に対応するクラウドサービスを導入しています。
「介護保険の基礎知識」や「いざというときに相談する場所は?」など、社員が介護の悩みを抱え、不安と疲労の中で苦しまないよう、仕事と介護の両立を支援してまいります。

仕事と介護の両立支援

外国籍人材の活躍

建設業の持続的な発展に向け、当社は外国籍人材の活躍を重要な経営課題と位置付けています。多様な人材の活躍機会を創出し、グローバルな視点での価値創造を目指し、職場環境の整備、キャリアアップ支援を推進しています。
2020年度から積極的な採用を開始し、現在は中国、韓国、ミャンマー、ベトナムなど18名が在籍。海外子会社(東光ミャンマー)との人材交流や、ベトナム・カンボジアの大学からの新卒採用を実施するとともに、今後は特定技能制度を活用した技能労働者(電工職)の受入れ態勢の整備に努めてまいります。

(下段は
前年比)
2020
年度
2021
年度
2022
年度
2023
年度
2024
年度
外国籍人材採用人数 2名
0名
▲2
3名
+3
6名
+3
6名
±0

活躍事例

  1. ケース1 T.V.C(ベトナム出身) 
    2023年入社

    現在は事務所ビルのバスダクト工事の工程管理や品質管理、検査記録レポートの作成や施工に必要な材料の段取りを行っています。
    話すことが好きな私は、休憩時間にも職人さんと仕事以外の話を楽しんでいます。現場で先輩方が熱心に教えてくださったおかげで、仕事の内容をよく理解し把握できるようになりました。

  2. ケース2 N.C.S(ミャンマー出身) 
    2020年入社

    現在は空港施設の現場で、施工計画書や図面、各種書類の作成を担当しながら、安全・工程・品質管理など幅広い業務に取り組んでいます。電気の仕事を通じて人々の生活を支え、将来は日本とミャンマーの架け橋となることを目指しています。


障がい者雇用

すべての人が自分らしく働ける職場環境の実現を目指し、障がいのある方々の雇用促進に取り組み、業務内容の工夫や職場環境の整備を通じて、多様な個性と能力を活かせる職場づくりを進めています。

農園での雇用事例

  1. 当社では、就労支援付き農園を活用し、障がいのある方の雇用を実現しています。土づくりから農作物の栽培、収穫、出荷準備に至るまでの農作業を通じて、利用者一人ひとりが自分のペースで働ける環境を整えています。管理スタッフと共に作業を行うので、作業面はもちろん、体調や心のサポートも行うことで、安心して働ける環境を提供。多様な人材がいきいきと活躍できる場を目指しています。


風土 〜チームワーク〜

当社が大切にしているのは、「人と人とのつながり」を基盤としたチームワークです。部署や年齢、職種の垣根を越えて、日頃から互いに支え合い、協力し合う風土の醸成に努めています。
特に、若手社員の成長と社内交流の促進を目的に、入社5年目までの社員を対象とした「青年会(懇親会)」を全国規模で開催しています。この会では、同期や他拠点の仲間と交流することで、視野を広げるとともに、先輩・後輩との絆を深める貴重な場となっています。


文化 〜お年玉〜

毎年の仕事始めに全社員へ「お年玉」を手渡ししています。
この慣習は単なる形式にとどまらず、社員一人ひとりに対する日頃の感謝の気持ちを込め、新年の門出を皆で祝い合う、心の通った文化として根付いています。長年にわたって受け継がれてきたこの伝統は、世代を超えて「和」の精神を育み、組織の一体感を生み出す大切な機会となっています。
私たちはこれからも、こうした風習を大切に守りながら、時代に応じて形を工夫しつつ、企業としての「らしさ」を次世代へと継承してまいります。